RENAが因縁の伊澤星花を「倒したいし、殴りたい」和解は「無理。彼女は根本的に私のことが嫌い」【大みそかRIZIN】
「RIZIN 師走の超強者祭り」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
出場選手の試合前インタビューが29日、都内で行われ、RENA(34)=シーザージム=は「伊澤選手を倒したい。それだけ、ベルトは後からついてくる。倒したいし、殴りたい」と無敗の女王に初黒星をつけることを誓った。
女子スーパーアトム級タイトルマッチ(MMAルール5分3R、49・0キロ)で伊澤星花に挑戦する。各所で舌戦を繰り広げ、深い溝がある両者の激突。負傷明けで1年半のブランクがあるRENAは「体調もいいので試合が楽しみ。伊澤選手をファイターとして強さはリスペクトしている。私は絶対的な武器、打撃を使って倒す。伊澤選手が殴り合ってくれればありがたいし、組んできても対策はしている」と自信を見せた。
伊澤からは“過去の人”扱いをされているが「女子で一発のある選手はそんなにいない。男子のように一発で失神させられるのは難しいので、組みが有利だと思うが、私ならできる。対抗できるのは私しかいない。プロで18年やってきたことをぶつけたら、勝てると思う」と言い切った。
かつて神村エリカと似たような因縁が勃発したが「昔は若かったので、売られたケンカは全部買っていた。そう考えると丸くなった。(神村エリカ戦と比べて)ゼロではないが、ウワア!というのはないですね」と穏やかな表情で語った。
試合後は和解し、互いに健闘をたたえ合うような場面が訪れるのか、と問われたRENA。「無理でしょ。彼女次第。彼女は根本的に私のことが嫌いでしょ。(30日の)公開計量で手を差し伸べて、彼女の反応を見たい」と笑い飛ばした。




