ワンダー王者・小波の意味深ダメ出し、飯田沙耶に「バカみたいな服装しやがって」【スターダム】
「プロレス・スターダム」(29日、両国国技館)
ワンダー・オブ・スターダム選手権試合の公開調印式が10日、都内で行われた。初防衛を目指す小波は、挑戦者の飯田沙耶を上から目線であしらった。
今夏のシングル最強決定リーグ戦・5★STAR GPでのSareeeとの激闘で株を上げ、自身初の白ベルト奪取まで駆け上った小波。
自身が設定した壮麗亜美との挑戦者決定戦を制した飯田に「壮麗との試合、とても面白かったよ。それで、なぜ二人を戦わせたか、お前にその意味が分かるか?いや、分かるわけないか。お前ってバカだもんな。今日もバカみたいな服装しやがって。なんだそれクリスマスツリーかよ。しかも、ちょっとかぶってんじゃねえか。お前と並ぶと私もバカみたいに映るだろうが」と、会場の笑いを誘いながらダメ出しした。
そして仲間との絆を前面に出す飯田の姿勢を「お前の言う大切な仲間ってやつが、シングルに向かいたいお前の足を引っ張ってたんだろう。いいこと教えてやるよ飯田。仲間っていうのは時々足を引っ張る重りにもなるんだよ。私は何度も負け続けて、それでも何度も挑んで、やっとこの白いベルトを手にした。お前がその小さい脳で頑張ってひねり出したアイデアでも、私がそれを上回って、必ずこのベルトを防衛する。両国大会バッドエンドで終わらせてやるよ」と言い放った。
小波は2015年に総合格闘技仕込みのファイトスタイルでデビューし、18年にスターダムに入団も21年に退団。故郷の広島に戻り、総合格闘技のアマ大会に出場するなどしながらスポット参戦を続けたが、昨年4月に再入団。今夏から巧みなマイクで存在感を示し、ようやくシングル主要タイトルを初奪取した苦労人だ。
今タイトルへの挑戦を「エベレストを登るみたい」と表現した飯田。小波は壮麗との挑戦者決定戦を改めて「なんでこの選手が今までこのベルトに挑戦しなかったのか、不思議で仕方なかった。あの試合を見て確信に変わった。何でチャンスをつかめなかったんだろうって」と評価した。
その上で「イライラするんだよね。お前がたどり着けなかったのは、お前が弱いからであって、お前が一歩踏み出す勇気を持てなかったからだろう。お前の言うエベレストの山頂で待っているよ」と諭すように吐き捨てた。





