渡辺未詩がプリプリ王座初防衛「まだまだずっと防衛し続ける」愛野ユキとの熱戦制す【東京女子】
「プロレス・東京女子」(18日、後楽園ホール)
プリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩が愛野ユキとの熱戦を制し初防衛に成功した。
愛野はリングアナを経てプロレスラーになったが、渡辺とは同時期に練習生だったこともあり、同じ2018年デビュー組。プリプリ王座には2022年4・9後楽園で王者・中島翔子に挑んで以来、3年半ぶり3度目の挑戦。渡辺は9・20大田区大会で瑞希を破って王座奪還を果たした。
両者は開始早々からショルダータックル合戦を繰り広げ、場外戦に移ってもショルダータックルでぶつかり合った。渡辺は愛野を抱え上げ、鉄柱、エプロンの角に腰をぶつけた。
リングに戻り、愛野がダイビング・ショルダーを見舞えば、渡辺は開花式ジャイアントスイングを敢行。愛野は愛と炎のフルネルソンから、リバース愛と炎のフルネルソンで締め上げるも決められず。再びショルダータックル合戦、エルボーのラリーで意地の張り合いへ。
愛野はブルドッキングヘッドロック、ヴィーナスDDT、さらにUBV狙いも渡辺が回避。渡辺はパワースラムを決めると、ショルダータックル、レーザービーム、旋回式ティアドロップとたたみかけ、熱戦に終止符を打った。
試合後、渡辺は「ユキさんとこんだけぶつかり合って、痛~い!疲れたー!ユキさんも疲れたが同じになるくらい、いっぱいぶつかることができて楽しかったです!ユキさんは同じ年にデビューして、東京女子では先輩だけど、プロレスラーでは同期っていう貴重で大切な存在です。そんなユキさんとこのベルトをかけて戦うことができてうれしかった。私はまだまだこれからずっと防衛し続けるつもりなので、2回でも3回でも100回でも、いっぱい挑戦しにきてくれたらうれしい」と思いの丈を吐露。そして「後楽園、今年中は毎月決まっております。そんな後楽園大会、そしてその後にある両国国技館大会(2026年3月29日)、そこまでずっと防衛し続けて。ここからもっともっとプリンセス・オブ・プリンセスとして頑張りたい!」と歓喜のマイクを展開した。
バックステージでは「これでまた一段と私がプリンセス・オブ・プリンセスになったということで。ただでさえプリンセス・オブ・プリンセスなのに、このベルトと一緒にもっとキラキラ輝いていきたいなって気持ちが強くなってます。こんだけぶつかれる相手ってほかにいないし。ユキさんの存在が私にとってすごくデカいものではあるので。そんなユキさんに勝てたことで、私が足りてなかった部分とかが大きく成長できたんじゃないかなって思います。ここから後楽園が毎月続くので、そこでずっと、それ以外でもたくさん防衛し続けて、磨きに磨きがかかった状態で来年に決まっている両国。その先までずっと防衛し続けられるように頑張りたいと思います」と長期政権を見据えた。
次期挑戦者のJ-RODは米国出身で、2022年デビューながら、わずか3年でその名を全米に轟かせた超新星。身長178センチの大型戦士で、NJPWアカデミーにも在籍した経歴の持ち主。OVW女子王座をはじめ、数々のタイトルを獲得した実力者で、渡辺にとっては手ごわい相手になりそうだが、「めっちゃムキムキだし、身長も高そうだし、私のやりづらいタイプではありそうだなって。ここから1カ月ない!めっちゃ頑張ります!防衛します」とV2防衛を誓った。
初戴冠を逃した愛野は「三度目の正直ないじゃん!こんなに頑張ったのにダメか。マジでバケモンなんだけど、バケモン界のプリンセスです。お互いマジで意地になりすぎて。でもその意地で戦いたかったから、タックルばっかしちゃったんだけど。でもタックルで負けたとは思ってない!私はこれからも、理想とする(姉の)天満のどかのタックルを目指して、もっと磨くし、強くなるし。今日は未詩に負けたけど、絶対また戦って、今度はもっとぶっ倒してやります。今回挑戦する時に自分の存在証明をするって言ったけど、これからも懲りずにくじけずに毎試合毎試合、存在証明し続けてやります。そしてベルトにはまた挑みます」と意欲を示した。
▼メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分1本勝負
<王者>○渡辺未詩 vs 愛野ユキ●<挑戦者>
17分49秒 旋回式ティアドロップ→体固め ※第16代王者が初防衛に成功。





