熱烈虎ファンの美女レスラー、阪神CS突破と一緒に至宝ベルト巻くぞ!愛野ユキ「王者として日本シリーズ応援する」
レスラー人生の大一番を、愛する阪神タイガースと並走する。愛野ユキ(30)は18日に東京女子プロレス・後楽園ホール大会で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩に挑戦する。
団体の至宝ベルトを狙う日、阪神はDeNAを相手にセ・リーグCSファイナル第4戦の予定。愛野は「阪神が4勝1敗(優勝チームにアドバンテージ1勝)で勝ってほしい。私も勝ちます!一緒に素晴らしい日にしたい」と声を弾ませた。
阪神がリーグ優勝を決めた9月7日は北沢タウンホール大会に出場した愛野。試合後のサイン会でファンから途中経過を報告されながら、胸のドキドキを抑えた。「終わり次第に急いで帰って、九回は家で見ました。次の試合(同9日・DeNA戦)のチケットを持っていて、もう少しで優勝を甲子園で見られたのかもしれないけど、最速優勝記録を決められて良かった」と声を弾ませた。なお、9日の試合は「見に行ったんですけど完封負けでした」と、少し複雑な表情で振り返った。
2年前は岡田彰布監督の下で阪神は日本一。オリックスとの日本シリーズでは、応援するアイドルのライブ途中で試合が気になり、途中で会場を何度も出てスマホで試合をチェック。「私、少しおかしいですよね」と苦笑いするほどの虎党だ。
愛野は岡山出身。祖父が虎党で、甲子園近くに親戚が住んでおり、幾度も球場に足を運んだこともあり阪神ファンになった。「法被を着て外野席でワイワイするのが好きだった」と述懐する。小3だった2003年は星野仙一監督の指揮でリーグ優勝。学校では藤本敦士内野手(現コーチ)の下敷きを愛用していた。
今年のリーグ最速優勝に「現役時代を知る球児新監督が…うれしいです。強い、強いと思っていましたが、ぶっちぎりでしたね。交流戦で連敗したときは心配でしたが、それから勝ち続けて、石井(大智)さんの(連続無失点)記録達成には感動しました」と話した。
中学校に進学し、プロ野球応援とは距離が開いた。大学卒業後に現役時代を知る金本知憲監督に目が向き、阪神への愛情が再燃。以降は「シーズンオフに入るとさみしい」と語るほどの熱烈な応援を続ける。
CSはプロレスの大一番と重なるため球場での観戦を諦めた。至宝ベルト挑戦は3度目。初戴冠を「私は18日にベルトを巻いて、チャンピオンとして日本シリーズを応援に行きたい」と誓った。「渡辺未詩はバケモノです。でも、熱い応援を受けた私が、人間としてバケモノを倒します」と闘志満々。全力応援を受けた新王者が、阪神の日本一を全力で応援するつもりだ。





