ウルフが乱入 払い腰に腰車!“一本”連発「頭で考える前に体が動いてしまった」 来年1・4EVILと対戦直訴

 リング上のウルフ・アロン=両国国技館
 EVILに詰め寄る
 高橋裕二郎(奥)を払い腰で投げ飛ばすウルフ・アロン
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 「プロレス・新日本」(13日、両国国技館)

 来年1月4日に東京ドームでデビューする東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(29)がついに動いた。NEVER無差別級タイトルマッチで、挑戦者のEVILが悪徳集団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の介入によるサポートを受け、王者ボルチン・オレッグを撃破。HOTが試合後もボルチンや制止に入った若手を暴行する中、セコンドについていた怒れる狼が突然リングインし、場内の盛り上がりは一気に最高潮に達した。

 高橋裕二郎を払い腰、金丸義信は腰車で投げ飛ばして“一本”連発。さらに、ディック東郷はプロレス技のボディスラムで豪快にたたきつけた。EVILに胸ぐらをつかまれてすごまれたが、一歩も引かなかった。

 喝采を受けた黄金ルーキーは「頭で考える前に体が動いてしまった」と振り返り「今の立場で言っていいことではないが、1月4日のデビュー戦、EVILとやらせてください」と直訴した。一方、面目をつぶされたEVILは「ウルフ・アロン、一練習生のくせに生意気なマネをしてくれたな。死ぬ覚悟があるなら、たたきつぶしてやる」と怒り心頭。新たな因縁が生まれた。

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