ノアで最後?来年1・4引退の棚橋弘至が“有終” 苦杯の丸藤正道&拳王は再戦意欲「引退試合の相手決まってないらしいぞ」
「プロレス・ノア」(11日、両国国技館)
来年1月4日に引退する新日本の棚橋弘至(48)が久々にノアマットに上がり、清宮海斗(29)とのタッグで丸藤正道(46)&拳王(40)と対戦した。エアギターも存分にかき鳴らし、最後は必殺のハイフライフローでアシストした清宮がスカイウォーク・エルボーで拳王を沈め、敵地で起こった「棚橋」コールに応えた。
引退まで残り3カ月を切ったが、ゲスト解説を務めた実況席の武藤敬司(62)に向けて「武藤さん、ついに棚橋も引退することになりました。あと残された日々を見ていてください」と報告。ノアファンの前では現時点で最後の勇姿を見せ、「会場の皆さん、愛してまーす」のマイクで別れを告げた。
一方、バックステージでは、敗れた拳王が「棚橋はまだ1・4まで(時間が)あるよな?丸藤とこれからも組んでやってやろう」と再戦に意欲を示し、「まだ引退試合の相手が決まってないらしいぞ。いつでも、そのカスカスの頭、狙っていくからな」と最後の相手としても色気をのぞかせた。
さらに、同時代をライバル団体のエースとして並走してきた丸藤が「次はシングルで」と要求すれば、棚橋は「う~、詰まってますよ。棚橋(のスケジュール)」と頭を抱えつつ、「拳王選手の熱量、清宮選手の行動力があれば、ノアは盛り上がりますよ」と太鼓判を押した。



