格闘家の朝倉未来が社長を務める１分間最強を決める格闘技イベント「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ（ブレイキングダウン）」の第１７回大会（２７日、アリーナ立川立飛）のオーディションの様子が公開され、喧嘩自慢最強決定戦で千葉を引き連れて登場した関東最大級ギャング集団の元総長、田中雄士が、溝口勇児ＣＯＯと衝撃の舌戦を繰り広げた。

　名古屋喧嘩自慢と千葉喧嘩自慢の対抗戦が決まったが、千葉の監督を務めたのは田中雄士は、関東最大級ギャング、ＫＧＢの元二代目総長の肩書を持ち、ＷＢＫＦ初代世界スーパーフェザー級王者。名古屋と千葉が大もめとなる中、「意味ねぇだろここで暴れても」と一喝し、場を収めた田中。その後、「すいません、ちょっと俺、溝口に言いたいことあるんで」と手を挙げ、トラブル続きの溝口氏に朝倉は「また？」と呆れた様子で語った。

　田中は３年ほど前のＢＡＲでのいざこざを明かしたが、溝口氏は「３年前ぐらいに初めてＢＡＲで会った時にいきなり怒鳴りつけてきたんだよ。お前口の利き方気をつけろとか言われた」と説明。田中は「お前さ、テレビ回ってるとそんな口利くの？こいつ普段俺にこんな口利いてないからさ」、溝口氏は「は？あの時お前がイモ引いてただろ？ＫＧＢの俺が大将だと調子こいた事俺に言ってきて、大人になってそんなのが俺に通用すると思ってるの？カメラの前で格好つけてんじゃねぇぞ。俺がいつお前の前でペコペコしたことあるんだよ」と舌戦を繰り広げた。

　その後も溝口氏が「初対面のやつにいきなりイキられて、ＫＧＢのトップだと？過去の栄光とかクソだせぇこといってる奴が一番嫌いな奴なんだ。お前みたいな」と履き捨てれば、田中は「お前が裸の王様になってっから誰も言えねえんだ、俺が言ってやるよ。お前考え改めろ」と訴えた。

　溝口氏は「数年ちょっと先に生まれたくらいでガタガタ偉そうにしてんじゃねぇ。そういう奴が１番嫌いなんだよ。そういう奴に屈したくないからこういう生き方してきたんだよ」と譲らず、「俺とやれる勇気なんてないだろ？俺がどこにお前にビビるんだっつってんだよ。なんでお前みたいなチビっころに俺がビビんねえといけねぇんだよ。今すぐでもボコボコにしてやっても良いぞ。俺が怒っちゃったら一発だぞお前」と挑発。田中も「お前みてぇなゆってぃの真似事によ！俺がビビんねえといけねぇんだよ」と応じた。

　朝倉は「試合決定でいいかな？。試合決定でいいでしょ」と宣言。今回のＢＤ１７の対戦予定にはないが、今後激突する可能性が出てきた。