元SKE48荒井優希は無念の敗退!「東京プリンセスカップ」遠藤有栖と渡辺未詩が決勝へ
「東京女子プロレス」(17日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)
夏のシングルトーナメント「東京プリンセスカップ」準決勝が行われ、遠藤有栖と渡辺未詩が決勝(23日、後楽園ホール)に駒を進めた。
元SKE48の荒井優希は遠藤に屈し、無念の3年連続準決勝敗退となった。14分40秒、什の掟から片エビ固めで3カウントを許した。
荒井にとって遠藤は一騎打ちで過去全勝の相手。サソリ固めで体力を奪い、フルネルソンバスター、新人賞を決め、さらにFinally(カカト落とし)を出したが阻止され、遠藤にスーパーキックから什の掟を決められ万事休す。痛すぎるシングル初勝利を与えてしまった。
荒井は「いつもギリギリのところで勝てていたので、めちゃくちゃ悔しい。でもそんな有栖ちゃんと準決勝で戦えたことがうれしい。遠藤有栖優勝しろよ!って気持ちです」と潔く勝者をたたえ、「来年こそ決勝にいって、優勝する。ツーステップを両方叶えたい」と1年後の優勝を期した。
遠藤は「初めてベスト4までこれて、やっと荒井優希に勝てて、優勝が見えてきました。あの(ピンクの)トロフィーは私に似合うと思う。ピンクは今まであんまり身に着けてこなかったけど、最近ピンクがとても大好きなので。夏女に私がなります」と初制覇を宣言した。
もう一方の準決勝では、渡辺未詩が24分40秒、ティアドロップからの片エビ固めで3カウントを奪い、中島翔子を撃破。
渡辺が「なんとか、勝ちました!尊敬する中島さんとこうやって高め合うような試合ができて、とってもとってもうれしいです」とマイク。先に決勝進出を決めた遠藤もリングに上がり「未詩さん、かっこよかった!でも、やっと私もここまで来たんだ。東京女子プロレスに来て、初めて一番になれるチャンスが来た。私が勝って、夏一番の女になります!」と応じた。
渡辺は「有栖も1回戦、2回戦、すごいかっこよかったよ。今年の夏の有栖はどれくらい強くなってるのか、1週間後が楽しみです。うちら2人で2025年、東京女子、最高の夏にしましょう!」と呼応。両者は握手を交わし、健闘を誓い合った。



