ボクシング 新世界王者の高見亨介、インスタのフォロワー倍増で驚き「数百人増えた」TKO劇を自賛「天心の試合より面白い、今回は勝った」

 30日に横浜BUNTAIで開催されたボクシングのトリプル世界戦興行でWBA世界ライトフライ級王座を獲得した高見亨介(23)=帝拳=が31日、都内で一夜明け会見を行った。プロ10戦目での世界初挑戦で、王者エリック・ロサ(25)=ドミニカ共和国=を10回2分48秒TKOで撃破し、目標だった世界タイトルを奪取。当日夜は家族で焼き肉を食べて祝福を受けたというが、「LINEは50件くらい(お祝いの)メッセージが来て、すごいなと。インスタグラムのフォロワーも数百人くらい増えて(約600人→約1200人に倍増)、世界チャンピオン効果を感じた」と実感を込めた。

 前夜は世界2階級制覇王者のロサを圧倒し、10回に仕留めてTKO勝ちした。試合映像を見返したというが、「10ラウンドも戦ったので、自分の試合でも10ラウンドは見ていられなくて、ダウンシーンだけをずっとリプレーして10回くらい見ている」と告白。「よく10ラウンド目でパンチを入れたなと自分で褒めてます」と笑った。

 また、幼少期からの旧知の仲で同門所属のWBC世界バンタム級1位・那須川天心(26)=帝拳=からはメッセージ等は届いてないと明かし「(祝福は)何もなかった」と笑った。天心も年内にも世界初挑戦の機運が高まっているが、高見は「天心の前回の試合と比べたら、絶対僕の(昨日の)試合の方が面白かった。今回はちょっと僕が(天心に)勝ったかなと自分の中では思ってます」と、いたずらっぽく勝ち誇った。

 ◆高見 亨介(たかみ・きょうすけ)2002年4月5日、東京都新宿区出身。19年に目黒日大高で全国高校総体ライトフライ級優勝。アマチュア戦績は43勝4敗。22年7月にプロデビューし、25年4月に日本ライトフライ級王座獲得。右ボクサーファイター。166センチ。

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