身長160cm?「RIZINが間違ってる」本当は171cmガジャマトフが征矢貴TKOで初戦突破 “詐称疑惑”も一笑
「超RIZIN.4」(27日、さいたまスーパーアリーナ)
RIZIN WORLD GP2025フライ級トーナメント1回戦が行われ、優勝候補のアリベク・ガジャマトフ(24)=ダゲスタン共和国=が、征矢貴(30)に3回2分39秒TKO勝ちした。初戦を突破し「征矢選手は強いと思っていたので、勝てて本当にうれしい」と汗を拭った。
格闘技が盛んなダゲスタン出身の新鋭はMMAで無敗の6連勝を飾った。征矢と激闘を繰り広げたが、3回に前に出てきた相手を左フック一発で倒し、パウンドを食らわせてレフェリーストップ。「試合前に榊原社長と言葉を交わして『いい試合をお見せします』と約束したので、ボーナスがもらえるとうれしい」と笑った。
また、RIZINの公式プロフィールでは身長160センチと記載されていたが、165センチの征矢よりも明らかに大きく、詐称疑惑も浮上していた。征矢も試合前から「160センチではないと思っている」と警戒していたが、報道陣から質問を受けたガジャマトフはやや困惑した様子で「RIZINの公式プロフィールが間違っている。私の身長は171センチです」と一笑し、疑念を払拭していた。
なお、今回のトーナメントは出場者が10人になったため、1回戦の勝者5人のうち1人はファン&有識者投票によってリザーブ扱いとなり、準決勝に進めない可能性があるという異例のレギュレーションで行われている。9月に準決勝、大みそかに決勝が行われる予定で、優勝者は堀口恭司の返上により空位となったRIZINフライ級王者に決まるほか、優勝賞金2000万円が贈呈される。





