魔裟斗「初めて怒ってくれた人」野村克也さんにあふれる感謝 楽屋あいさつで「なんだ、お前…。ピアスなんかして」

 アルコ&ピース・平子祐希が24日、自身のYouTubeチャンネル「平子っちといっしょ」を更新。元K-1世界王者でレジェンド格闘家の魔裟斗をゲストに招いた。

 平子は、引退後の魔裟斗との初共演を回想し「僕はK-1ずっと見ていました。(魔裟斗との対面を)嫌だな…、怖いなって思っていたんですよ。最初そう思っていたんですね。たぶん、世間的な印象もそう思ってる人が多いと思うんですよ」と、圧倒的な実力と反骨心を前面に打ち出す言動から“反逆のカリスマ”と呼ばれ、K-1ブームをけん引した現役時代の魔裟斗への印象を明かした。

 平子は「楽屋に入ったときに(魔裟斗が)めちゃくちゃ丁寧にあいさつしてくれたんですよ。覚えてないでしょう?本人は。僕はギャップの印象で『うわ!』と思った。魔裟斗さん、わざわざこっちに来てくれて『魔裟斗です。きょう、ご一緒しますので、よろしくお願いいたします』って。こんな丁寧に…。そっちからやってくれるの?って」と振り返った。

 さらに、平子は、引退後の魔裟斗がフォーマルなスーツで正装している姿が多いのも印象とのギャップが強かったと明かした。

 魔裟斗は「それは、ちょっと影響を与えてもらった人が…」と話しながら、野球界のレジェンド・野村克也さんとの出会いを述懐した。

 魔裟斗は、TBS系スポーツニュース番組「S☆1」で野村さんとともにメインキャスターを務めた日々を回想。「野村監督に会って、最初、当時はスポーツキャスターやりながら1カラットのダイヤのピアスをしてましたからね」と振り返った。

 当時は、野村さんの功績をあまり知らなかったという魔裟斗は「スゴさを知らなかったんで普通に接していたんですよ。緊張もせずに。2年間会ってるうちに、毎朝、番組前に楽屋あいさつに行くうちに(野村さんとの会話が)面白くなってきたというか…。最初のうちは(野村さんから)『なんだ、お前…。ピアスなんかして…』って言われてた。でも、俺からするとボヤいてるなとしか思ってなかったんですよ」と苦笑しながら懐かしんだ。

 魔裟斗は「だんだん、こう。あんまり言うから『外してみっか』と。(ピアスを)外して楽屋に。『おはようございます!外してきました!』って、そんな軽い感じで。(野村さんは)『おう』みたいな。そのうち、プロデューサーから『監督が最近、魔裟斗ちゃんとしゃべるの面白くなってきたって言ってたよ』って。(野村さんとの)2年間で最終的に日本の社会というのを勉強した気がしたんです。ピアスもそうだし、例えば茶髪とかも。日本の社会ってこういう社会なんだなって。スーツでネクタイもしてっていうのは(野村さんの)影響もあった」と振り返った。

 デビュー直後から人気、実力ともにトップ選手として一気に頂点まで駆け登った現役時代。魔裟斗は「怒る人がほぼ居なかった」とスターならではの孤独も述懐。

 「トレーナーで1人、(叱ってくれる人が)いたんですけど。その人と野村監督が初めて怒ってくれたみたいな。大人にさせてもらったみたいな。日本の社会ってこういう所もあるよねみたいな。それをやっちゃうと、日本の社会では認められない部分もあるよねっていうことを若い選手を見ながら思ってる自分もいるわけで」と、野球界のレジェンドとの出会いを大きな感謝とともに振り返っていた。

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