ボクシング世界2階級制覇・京口紘人 現役引退を表明「思い描いた以上のキャリア」今後はタレント活動など

 ボクシングで世界2階級制覇を達成した京口紘人(31)=ワタナベ=が2日、自身のユーチューブで現役引退を表明した。今年3月13日にWBO世界フライ級王者のアンソニー・オラスクアガ(米国)に挑戦するも判定負け。3階級制覇を逃し、「その試合を最後に現役を引退することを決めました。本当にありがとうございました」と報告した。プロ戦績は19勝(12KO)3敗。今後はタレント活動や解説などを行う意向を示した。

 大阪府出身の京口はアマチュア時代に大商大で活躍し、2016年4月にプロデビュー。左ボディーブローなどの強打で鳴らし、17年にミニマム級、18年にライトフライ級の世界王座を獲得した。22年11月にはWBA・WBC世界ライトフライ級王座統一戦で寺地拳四朗と激闘を繰り広げ、敗れた。

 京口は「12歳からボクシングを続けてきて、思い描いてきた以上のプロキャリアを歩めた。デビューから1年3カ月で世界王者になれて、そこから3階級チャレンジもさせていただいて、思っていた以上のキャリアを送れた」とすがすがしい表情で語った。

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