日本ボクシング連盟会長が謝罪 判定システム開発手続きに問題

 日本ボクシング連盟は29日、東京都内で総会を開き、判定システム開発の手続きに問題があったとして、仲間達也会長が謝罪した。関係者によると、開発を請け負った社と当初から契約書を作成していなかった点などが内部調査で問題点として指摘された。今後、記者会見で説明する方針。

 勝敗を加点方式で判定する同システム開発は内田貞信前会長時代から推進し、調査によると日本オリンピック委員会(JOC)からの約1億1500万円の補助金を充てた。23年4月まで、金額や支払い原資が理事会や総会で説明された痕跡がないことも問題とされた。当時専務理事だった仲間会長は「真摯に受け止めたい」と述べた。

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