阿部麗也が世界再挑戦へ前進も「納得できる内容ではなかった」 大久に判定勝ち
「ボクシング・日本フェザー級王座決定戦」(19日、大田区総合体育館)
元同級王者の阿部麗也(KG大和)が、同級1位の大久祐哉(金子)に3-0で判定勝ち。阿部は「勝ったことにはほっとした」としながらも「納得できる内容ではなかった」と反省した。
初回から距離をとりつつも、サウスポーの阿部は左ストレートを連発し、優勢に試合を進めた。食らい付いてくる大久の攻撃も交わし、テクニックでポイントを積んだ。それでも「安全パイな試合をしてしまった」と厳しく振り返った。
ただ、世界への再挑戦には前進した。前回は24年3月に戦い、当時のIBF世界同級王者のルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)に8回TKO負け。「また世界の舞台に戻るために負けてから再起している」と、“サラリーマンボクサー”が頂点を目指す。




