佐々木尽「歴史を動かす」 世界ウエルター級日本勢初戴冠へ自信 フェースオフで約23秒にらみ合い「盛り上がりが楽しみ」
「ボクシング・WBO世界ウエルター級タイトルマッチ」(19日、大田区総合体育館)
公式会見が17日、横浜市で行われた。世界ウエルター級で日本勢初戴冠を目指し、WBO世界同級王者ブライアン・ノーマン(米国)に挑戦する同級2位の佐々木尽(八王子中屋)は「歴史を動かす。ノーマン選手がベルトに見える。ノーマン選手が欲しくてたまらない。男と男の勝負をしましょう」と、独特の表現であふれる思いをぶちまけた。写真撮影の際にはフェースオフで王者と視線を合わせたが、止めるスタッフが近くにいなかったため、お互いやめるタイミングを逸し、司会者が駆け寄るまで約23秒にらみ合った。難攻不落のウエルター級王者相手に厳しい戦いは必至だが、無鉄砲な23歳は「客観的に見て8-2で普通に勝てると思っている。勝った後の盛り上がりが楽しみ」と、努めてポジティブだった。





