BD人気選手出禁騒動 溝口勇児COOが言及「まず契約してます、としぞうとは」2度目の無断でRIZIN出場発表「厳しい対応必要。夢を潰したいとかでは全くない」
人気格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の溝口勇児COOが11日、自身のインスタグラムでの配信で、大会から出禁となったとしぞうについて言及した。
10日に行われたBD15・5の事前番組で、朝倉未来CEOが北海道喧嘩自慢の監督だったとしぞうがいないことに「2度目のまた勝手にRIZINに出て出入り禁止になりました。溝口さんが怒っちゃって。今後出入り禁止。完全にもうとしぞうを見る事はないと思います。1回目ならまだしも、2回も連続で僕ら記者会見で知るという」と明かしていた。
溝口COOは「としぞうの件に関しては、今、謝罪の連絡もらったんだけど。俺たちが怒ってるのは、まず契約してます、としぞうとは。他の選手もだけど。それに対して前回RIZINの出場を勝手に決めて、なんの断りもなく。それ自体は契約違反。それでも丁寧に謝罪されたので、出たいなら止める理由はない。ただ、前回契約違反した時にかなり厳重注意して、次ないようにという話をした矢先なので」と強調。「俺たちは1回目も2回目もRIZINのSNSの配信をみて知ったので。指摘したら、『海君に言いました』とか、謎理論で言い訳してきて。海君には『オーディションには今回行けないです』と連絡してたみたいだけど、オーディションに出ない話と、RIZIN出場の許諾を得る話は全く別だよねと。平謝りされるならまだしも、なぜか海くんのせいにされたり」と、説明した。
「ちゃんと契約守ってくれている選手に顔向けできない。それなりに一定の厳しい対応は必要かなと思っています。誰かを束ねる立場にいる人なら理解してもらえると思うし、俺も未来くんもそうだけど、夢を潰したいとかでは全くない。今回も、としぞうが地元北海道で試合に出るとか事前に言ってくれたら100%それに反対することなんてしない。だけど、前回散々伝えた中で同じことを繰り返されたら、厳しい対応をしないといけない。そうやって俺は選手に対してコントロールしすぎとか厳しすぎとか言われるかもしれないけど、組織の中で誰か1人ぐらいは厳しい役割を演じる人、担う人が必要だと思ってるし、それは俺がやるべきことと思ってる。それに対して賛否が出るのも当然だと思うし、甘んじて受け止めるつもりでいます」と、運営の責任者として語った。
としぞうは8日に昨年の11月の名古屋大会に続き、6月14日に札幌で行われる「RIZIN LANDMARK11」への出場が発表されていた。としぞうはSNSで「とりあえずRIZINに集中させてくれ 俺の口からちゃんと説明するから」と綴った。





