堤駿斗が3回TKO勝ち「今日は母の日。結果で恩返しできたらなと」
「ボクシング・Life Time Boxing27」(11日、大田区総合体育館)
WBA世界スーパーフェザー級4位の堤駿斗(志成)がWBA世界スーパーフライ級タイトル戦のアンダーカードで133ポンド契約10回戦に臨み、同級15位のハイメ・アルボレダ(パナマ)に3回TKO勝ちした。「下で削って削って。下で意識して、右ストレート。今回磨いてきた部分。中盤当たり始めて、ちょっと効いていたかな」と振り返った。
初回からポイントを稼ぐと、3回に左フックでダウンを奪った。その後立ち上がった相手とは強烈な打ち合いとなったが、最後は右のショートストレートを連発。レフェリーが止めに入り、TKO勝ちを決めた。
リング上では「今日は5月11日で母の日。より一層気合が入っていた。日頃なかなか、ありがとうって直接言えないけど、結果として恩返しできたらなと思っていた。お母さんありがとう」と母に感謝。プロ7連勝を母の日のプレゼントとした。
この日は、弟・麗斗がアンバサダー契約を交わしている米専門誌「ザ・リング」と自らも契約を結んだことが発表された。堤は「アンバサダーとしてリングさんがやってくれると、マッチメークの幅も広がるんじゃないかなってありますし、日本だけじゃなく、もしかしたら海外で試合することも増えるかもしれない」と話した。



