井上尚弥が2回にまさかのダウン カルデナスのカウンター左フック被弾 昨年5月のネリ戦以来のダウンに会場総立ちでどよめき
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(4日、ラスベガス)
4団体統一王者の井上尚弥(32)=大橋=が、挑戦者のWBA1位ラモン・カルデナス(29)=米国=と対戦した。
井上の名前がコールされると、大歓声に包まれ、期待値は最高潮に達した。1回は距離を計りながら、ガードを固める相手ジャブを差し込んでいく。終了間際に右のストレートをたたき込んで終えた。2回は徐々にプレッシャーを強めて、ボディーも交えた連打で相手を押し込んで行く。残り1分でカルデナスの右を被弾し、井上が鼻血を出す場面も。そして直後、井上の左フックを浴びて井上がダウン。カウントをしっかり数えて立ち上がり、2回が終わったが、昨年5月のネリ戦以来のダウンに会場は総立ちでどよめいた。





