「ＲＩＺＩＮ男祭り」（４日、東京ドーム）

　朝倉未来の愛弟子、西谷大成（２８）は、フェザー級の実力者、萩原京平（２９）と対戦し、１回３分３６秒ＫＯ負けに終わった。

　朝倉との対戦を求める萩原に対して、朝倉が「西谷君ぐらいがちょうどいい」と話し、対戦が決まった。ゴングから西谷が果敢に前に出て、テークダウンを試みたが、萩原がこらえきった。再び西谷がタックルにいったが、萩原が上になる展開に。今度は西谷がこらえて、打撃戦に。ストライカーの萩原の打撃が的確に西谷を捉え始めると、強烈な左を西谷が顔面に被弾。大の字に倒れ、レフェリーが試合を止めた。衝撃のＫＯ決着となった。

　萩原は勝利者インタビューで「未来ぅ～、あんたの弟子倒しましたよ。俺はあんたに一番リベンジしたいんで、このカード絶対実現させます」と、宣言した。

　西谷は試合後、「悔しいです」と語り「勝てると思いました。結構仕上げたから。反応も悪くなかった。欲が出てしまった。作戦と違うことしましたけれど、男祭りなので判定はいらないでしょ。オレの中でファイターは盛り上げるのが仕事。でも勝ちたかった。勝負なので勝ちたいのはある」とうなずいた。直後の試合で師匠の朝倉が劇的復活勝利。「未来さん勝ちましたからね。未来さんの試合見て、頑張らないなと思いました。（今後は）未来さんがやるならやる。それだけ。おれもすぐ戻らないといけない。練習相手をせないかんし、そしたら自分の練習にもなる。未来さんが仕上げるときにはオレも仕上げます」と、今後を見据えた。

　本大会はＡＢＥＭＡ　ＰＰＶにて視聴できる。