RIZIN 鈴木千裕が朝倉未来に打撃戦要求「ビビっていたらテークダウンに来る。男だったら打ち合ってくるんじゃないですか」
「RIZIN男祭り」(5月4日、東京ドーム)
前RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(25)が2日、出場選手インタビューに出席。9カ月ぶりに復帰する対戦相手の朝倉未来について「未来選手がビビっていたらテークダウンに来る。男だったら打ち合ってくるんじゃないですか」と語った。
朝倉のテークダウン能力を「もちろんある。プロですから」と評す。ただ、今年3月に昨年大みそかに敗れたクレベル・コイケのもとで練習を重ねるなど、テークダウンへの防御と寝技を強化してきただけに「だからどうした。来たらはねのけるだけ」と意に介さなかった。寝技での攻防も「MMAなんで」と受けて立つ構えだ。
朝倉は当初、昨年7月に敗れ、現役引退表明に至った平本蓮との再戦が決定していたが、相手のけがにより白紙。代替候補に挙がっていた鈴木は3月30日の試合でダウトベックに激闘の末に判定負けし、参戦は難しいと思われたが、出陣に至った。
鈴木は「ケガをして1カ月で、結果的に治って、ベストの状態で勝てたら、いい意味で人が変わる」と表現。過酷な試合、日常のツラさにも耐えられる進化が楽しみだという。朝倉に対しては「ただの一戦。相手どうこうじゃない」と特別視はしない。
東京ドームでのセミファイナル。「仲間にいつかドームに立つと言ってきた。たくさんある夢の一つを叶えられる」と決戦を心待ちにした。





