新日・棚橋弘至 IWGP調印式で気合「このまま終わりたくない意地もある」
新日本で来年1月の引退を表明している棚橋弘至(48)が4日、都内で行われたIWGP世界ヘビー級選手権(6日、大田区総合体育館)の調印式に出席した。王者・後藤洋央紀(45)の初防衛戦の相手として約3年半ぶりに挑戦するが、「後藤選手からの指名がなければIWGP戦線に戻ることは難しかったかもしれない。もう一度(王者の)光景を見たいし、そういう未来を思い描いている」と力を込めた。
21年の同王座新設後は未戴冠だが、前身のIWGPヘビー級王座は歴代最多8度の戴冠記録を持つ。最後の挑戦となる可能性もある中で「経験値は残っている。奥の手じゃないが、いくつも作戦を用意している。(引退まで)残り10カ月となり、このままでは終わりたくない意地もある」と気合を入れた。



