減量中の奇行?那須川天心、元世界王者撃破のご褒美で焼き肉7軒予約「1週間毎日…クレージーっすよね」【一問一答】

 ボクシングのWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26)=帝拳=が、前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(34)=オーストラリア=との10回戦で判定勝ちしてから一夜明けた25日、都内で会見した。世界挑戦へのテストマッチを突破し、今後の展望について「今年中には世界のベルトをしっかり取りたい。僕が勝ったことでボクシングを見てくれる人も増えるだろうし、ボクシングをみんなに知ってもらえるのがうれしい」と意欲を示した。一問一答は次の通り。

-一夜明けて

 「気分的には前回は(傷を)切って、今回はアザができてしまって、(本物の)ボクサーになってしまったなという感じはある(笑)。今日の朝、公園を散歩して歩いていたが、『那須川天心だ』という人もいれば『何このヤバイ人…ああ、天心だ』みたいな、いろいろ声を掛けられた。『感動しました』とか。いい日を迎えることができてホッとしている」

-モロニー戦を振り返り

 「昨日あらためて自分の試合を見たが、めちゃくちゃ面白かったっすね。自分で言うのもアレですけど、自分じゃないみたいで。いろんな展開があって、何しろ楽しそうだった。自分でも楽しい感じがあった。たくさんの収穫があった。モロニー選手が、僕にまだ眠っている内なるものを引き出してくれた。前向きな課題がたくさん生まれてきたので。まだまだ伸びるし、まだボクシングは面白いなと改めて思う。(実際に)やらなきゃわからないなと。キック時代は3ラウンド、5ラウンドで勝敗がつくので、ごまかしが効く部分があった。ボクシングはそれ(ごまかし)ができない。今の時代はごまかしが効かない時代だと思っているので、ボクシングは人間ヒストリー、本当のストーリーが見せられる競技だなと改めて思った」

-武居由樹戦に向けて

 「時が来たら、必ずやると思うので、時が来るまで待っていてください」

-目の下のアザの痛みは

 「痛い?どうだろう。ちょっと徹夜しすぎてしまって、クマができた(笑)。でもこれも別に喜びの痛みなので。自分でビックリしたのは、試合後おしっこしたら、血が出てきて…。ヤバイと思って、粟生(隆寛トレーナー)さんに聞いたら『結構当たり前だよ』って感じだったので、当たり前って怖いなって。でも、その後は普通におしっこが出たので、本当に改めて自分でも思うが、命削ってるなと。好きで命を削ってるので、本当に(ボクシングは)カッコいいというか、人生楽しいなと」

-モロニーが再戦したいと

 「上のレベルの選手とやりたいですよね。やるとしたら僕がチャンピオンになってから、モロニー選手が挑戦者として(再戦を)やる価値はあるかなと思うので、すぐやるとはならないのでは。でも、(プロ6戦目の)僕のこの立場で受けてくれることはないことなので、本当に感謝したい。いつか(恩を)返さなきゃなと」

-今後の目標

 「今回の試合で元世界王者に勝ってベルトが見えてきたと思うので、今年中に世界のベルトは取りたい。僕が勝ったことでボクシングを見てくれる人も増えるだろうし、ボクシングをみんなに知ってもらえるのがうれしい。もっと自分が強くなりつつ、ボクシングを広めたい」。

-この試合に勝ってご褒美は

 「やっぱおいしいものを食べたい。めちゃくちゃ焼き肉屋を予約した。減量中に。いつもはあまりしないが、(減量中は)食べられない分(試合後に)予約して。いつも減量中に食べている高カカオチョコとか、オートーミールがあるが、(練習後に)帰って一口口にしたらめちゃくちゃおいしくて。食のありがたみはボクサーや格闘家はすごくわかる。(焼き肉屋の予約は)7軒ですね。1週間、毎日焼き肉で埋まっちゃってます。連日、いや、ちょっとクレージーっすよね。(そんなに)食べれんのかって(笑)」

-「革命ののろしを上げる」と言っていたが

 「確実にのろしは上げたと思う。のろしってすごくいいワードで、(上がっていることに)気づく人もいれば、気づかない人もいるじゃないですか。見ようとしなきゃ見られないものなので。ここでしっかり勝って、大きなのろしは上げたのでは」

-モロニー戦で「初めて効かされた」と。格闘技キャリアも含めてどういう試合だった

 「めちゃくちゃ(ボクシングは)楽しいし、面白いし、また好きになっちゃった。やっぱ、なんか時代的にも長い物が見られない時代になっていると思うんですよ。若いことか、ショート動画だったり、端的に物事を見たがる。結果をすぐ求めたがるっていうのが今の社会的にあると思うが、そんなにうまくいかないよねっていうのは根本には絶対あるし。すぐに成功できるものって色々あるとは思うが、果たしてそれで面白いのかっていうのがある。だから僕もボクシングをやって2年だが、デビュー戦を見ると全然違う人間だし、それを一戦一戦着実にやっているのが自分でもわかるので、自分の人生の中で深みを増しているものがあるので、本当にボクシングに出会えてよかったなと思う」

-次は世界挑戦の前哨戦になりそうだが、今回モロニー選手を選んだ後の相手の希望は

 「モロニー選手は(過去に)日本でも試合しているし、みんながわかる選手で。相手が強い選手であるほど僕は燃えるタイプだなと改めてわかった。本当に世界(との距離を測るの)にふさわしい相手と戦いたい」

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