朝倉未来の前で涙ながらに土下座謝罪 平本蓮ドーピング騒動、告発者の赤沢幸典がBD登場「格闘技界を裏切った」

 朝倉未来に謝罪する赤沢幸典
 朝倉未来に謝罪する赤沢幸典
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 格闘家・朝倉未来のYouTubeチャンネルが3日に更新され、「BreakingDown15」のオーディション動画が公開された。

 昨年、平本蓮へのドーピング騒動で発端となった格闘家・赤沢幸典が登場。椅子に座って話す場を設けられると、「去年の超RIZINの平本VS朝倉選手の、僕が平本選手に対してステロイドの手助けをしてしまって」と神妙に切り出した。

 試合は平本がKO勝ち。平本をサポートする立場として「勝利したとき嬉しかったです、正直」と当時の心境に触れたが、「平本選手とは、いつか朝倉未来を倒そうと言っていた。それが叶った時に、朝倉選手が負けてその時の顔や周りの人間が泣いている姿を見て自分は大きな過ちをしたんだなと。心の底から反省しています」と語った。

 そして、「この場を借りて朝倉選手、本当にすみませんでした」と、その場で土下座。座っていた朝倉は立ち上がって本人の元へ寄り、「いやいや、全然大丈夫ですよ」と呼びかけた。

 涙ながらに語る赤沢は「朝倉選手がいなくなるのは格闘技界にとって大きなことだと思うので。僕はどっちに対しても裏切りをしたということで。許されるべき立場ではないが、けじめとして朝倉選手にもう一度謝罪したいって思いできました」と繰り返した。

 RIZINにも出場経験のある格闘家・白川陸斗は「どの面さげて来てんの?どれだけの思い、どれだけの人の思いを踏みにじったと思ってんの?謝って許されるか?」とブチギレ。瓜田純士は「赤沢君のおかげでそれが明るみに出て、俺はホッとした部分も大きくあったから」とも語った。

 ドーピング騒動は、赤沢が平本とのやり取りや音声データなどを公開。大きな騒動となったが、RIZINの検査で平本は陰性結果だったことが発表されている。

 赤沢は「平本に対しても、申し訳ない。自分が巻き込んでしまったというところ。朝倉選手に対しても思ってます。自分自身、海外に10年くらいいたのでそういうサプリメント的な感覚で、罪の意識がどんどん薄れていったっていうのがあって、どっちも裏切るような、格闘技界を裏切るようなことをしてしまった。自分から捧げてきたことに対して、嘘をついてしまったことが自分自身に対して悔しい」と涙ながらに語った。

 平本に敗れ、引退を表明していた朝倉だったが、5月4日「THE MATCH2」で再戦が発表されている。朝倉は「俺も次やり返すだけなんで気にしなくていいです。俺はもうやるだけなんで」と、決意を示した。

 赤沢は自身のXでも「平本は白だった」と記し、「格闘技ファンの皆様、関係者の皆様本当に申し訳御座いませんでした」と謝罪している。

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