岩田翔吉が元世界王者クアルトにTKO勝ち 世界再挑戦に「その気持ちはすごくあって」
「ボクシング・8回戦」(20日、後楽園ホール)
WBO・WBC世界1位の岩田翔吉(27)=帝拳=が、元IBF世界ミニマム級王者レネ・マーク・クアルト(27)=フィリピン=をリングに沈めた。
昨年4月に現IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗に敗れたものの1回にはダウンも奪っている強豪クアルトを相手に、左ボディーを効かせて2回に2度、4回に1度ダウンを奪い、6回2分21秒、左アッパーでTKO勝ち。「力ずくで倒すんじゃなく戦略的にできた。今までとは違う、頭を使うボクシングで倒せた。考えてやりつつ、野性的な部分もミックスさせたスタイルを確立できれば」と、ニュー岩田への手応えは十分だ。
「世界につながる試合をやりたかった」という岩田は、2022年11月以来の世界再挑戦について「もちろんその気持ちはすごくあって」と年内の実現を望んでいた。




