大みそかの井岡一翔VSペレス戦 「ABEMA」格闘技放送史上最高の228万人が視聴

 動画配信サービス「ABEMA」の北野雄司エグゼクティブプロデューサーは1日、昨夜、独占無料生配信したWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ、井岡一翔(志成)対ホスベル・ペレス戦(ベネズエラ)が228万人が視聴し、格闘技史上最高視聴者数を記録したと明かした。

 この日は同時間帯で「RIZIN.45」も「ABEMA」で放送。「RIZIN」はPPV(ペーパービュー)で有料放送とはいえ、「RIZIN」をしのぐ視聴者数を動員した。北野氏は「ありがたいことです。ボクシングは我々が放送開始前から伝統があり、ボクシングの長い歴史の恩恵を我々が受けた形となった。ボクシング人気に乗っからせていただきました」と喜んだ。「ABEMA」は今後も井岡戦放送を継続して行う計画を立てている。

 今回はこれまで放送していた地上波のTBSから初めて「ABEMA」が中継を担うことになった。井岡は「期待してもらって、今回ボクシングをやらせてもらっているので、少しでも貢献できてよかったなという思い」と気持ちを明かした。見逃した視聴者にもABEMA公式YouTubeチャンネルで大みそかマッチを放送。すでに視聴者数は28万再生回を超えた。同日は、井岡戦のアンダーカードで、WBC世界12位の堤駿斗戦(志成)や元WBC世界フライ級王者、比嘉大吾(志成)戦が行われた中で井岡戦が一番の視聴者数をマークした。

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