2023.10.09

重岡兄弟　故郷・熊本でＷ世界戦も　銀次朗「ひとつの夢です」勝利から一夜明け思い明かす

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　ＷＢＣ世界ミニマム級正規王者・重岡優大（２６）とＩＢＦ同級正規王者・重岡銀次朗（２３）＝ともにワタナベ＝の兄弟が８日、前夜の王座統一戦勝利から一夜明けて都内で会見に臨み、故郷熊本でのダブル世界戦開催への思いを明かした。

　日本人初の同日世界王者を実現させ、晴れ晴れした表情でベルトを担いだ。大差の判定で勝利した兄・優大は、試合中に両拳を痛め包帯姿で登場も「一生忘れられない１２ラウンドになった」と喜び、弟・銀次朗は「ＫＯで勝つと言っていたので仕留められてよかった」と笑みをこぼした。

　熊本市出身で、２人そろって地元愛の思いは強い。凱旋防衛戦へ優大は「できるならやりたい。できればラッキーですね」と言えば、銀次朗は「兄弟でやれたら。ひとつの夢です」ときっぱり。３１５０ＦＩＧＨＴの亀田興毅ファウンダーは、次戦は１月に開催予定としたが「選手が望んでいるのであれば、１２０％力を入れてやっていきたい」と前向きに話した。