高山勝成、復帰2戦目へ計量クリア「よい内容で勝ちたい」 ミニマム級元世界4団体制覇王者

 再起2戦目の計量をクリアした高山勝成
 再起2戦目の計量をクリアした高山勝成
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 「ボクシング・8回戦」(10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 ミニマム級の元世界4団体制覇王者・高山勝成(40)=石田=が9日、大阪市内で再起2戦目となるライトフライ級8回戦の前日計量に臨み、48・7キロでパスした。フィリピンの国内ランカー、ジェローム・バロロと対戦する。

 高山は、今年6月に行われた約2年ぶりの再起戦で、フィリピンランカーに3-0判定勝ち。しかし、6回にダウンを喫するなど課題も残していた。「前回は自分のいいところと悪いところがしっかり出た。久しぶりの試合で中盤以降に集中力が切れてしまった」と振り返った高山は、「今回は修正点をクリアして、よい内容で勝ちたい」と話した。

 2021年5月には、WBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に米国で挑戦し、9回TKOで敗れた。そこから約2年のブランクをあけ、2階級制覇を目指して40歳で再スタートを切った。「まずは(世界)ランキングに入りたい。そのためにもこの試合でしっかり勝つ」と気持ちを引き締めていた。

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