武藤敬司「今、試合したら内藤に勝っちまう」蝶野とのトークイベントで近況、健康生活で体調良化
プロレスラーの蝶野正洋が27日、今年2月に引退した武藤敬司と日産スタジアム内で防災啓発トークイベントを行った。「横浜市総合防災訓練」に関連して開催された。
東日本大震災時の体験などを振り返った後、近況についての話題になった。武藤が「NHKオンデマンドにはまってるのよ」と昔の大河ドラマなどの視聴を楽しみにしていると告白。蝶野からの「完全にジジイ化してるじゃない」とのツッコミにも、「そうだよ。それが幸せなんだよ」と返した。
ただ練習は、おいしいお酒や食事を楽しむためもあり、「昔の7割ぐらい(の強度)」でしているという。「朝起きてジムとか行ったらさ、サウナ入ったりさ、日焼けしたりとかさ。帰ってくるの(昼の)1時半ぐらいだよ」と健康的な生活をしていると吐露。「いたって健康だよ。コンディション良くなって。俺、今試合したら(引退試合で負けた)内藤に勝っちまうよ」と豪語した。
蝶野はたまらず、「マジで?!、まあ…1年はちょっと(期間を)あけないとね。今年の復帰はちょっとヤバイよね」とポツリ。武藤は「復帰しないけど」と否定はしつつ、「もし戻ってくるとしたらさ、誰にも分からないように覆面レスラーで」と、どこまで本気か分からない世界観を展開した。
2月の引退試合でハプニング的にリングに引きずり出された蝶野は、「やるんだったら国立競技場とかで無料でやるんだよ」、「俺が出るんだったらギャラいるよ?」と盛り上がっていたが、基本線、武藤としては現場のリングからは距離を置く考えの様子。「まあ今、ハッピーだから。遠くからプロレスを見守ってますよ」と、語った。