那須川天心に敗れた与那覇勇気が再起 薄氷勝利に「生き残れたことはよかった」
「ボクシング・6回戦」(5日、神戸市立中央体育館)
4月に那須川天心(帝拳)のプロボクシングデビュー戦で敗れた日本バンタム級10位の与那覇勇気(32)=真正=の復帰戦が行われ、カルーン・ジャルピアンラード(タイ)に2-1判定勝ち。戦績を19戦13勝(8KO)5敗1分けとした。
ジャッジの判定が分かれる薄氷の勝利。打ち合いで決め手をかいた与那覇は「よかったところはなかった」と反省しきりだった。
那須川戦まで2連敗していたため、「生き残れたことはよかった。それだけはホッとしている」と話した。那須川戦後に進退を悩んだ末、再起を決めた。持ち前の強打は生かせず納得のいかない様子で「また1から出直しという感じです」と前を向いた。





