井上尚弥「勝てば自分がスーパーバンタム級で一番強いと証明できる」7・25フルトン戦へ【一問一答】

 贈呈されたスーパーチャンピオンベルトを肩にかけ、ポーズをとる井上尚弥(撮影・西岡正)
 背を向けて引き揚げるスティーブン・フルトン(左)と井上尚弥(撮影・西岡正)
 並んでポーズをとるスティーブン・フルトン(左)と井上尚弥(撮影・西岡正)
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 「ボクシング・WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(25日、有明アリーナ)

 前4団体世界バンタム級統一王者で挑戦者の井上尚弥(30)=大橋=と統一王者のスティーブン・フルトン(28)=米国=の記者会見が22日、横浜市内で行われた。会見では、フルトン陣営のワヒード・ラヒーム・トレーナーが自ら切り出し、井上尚のバンテージの巻き方に問題があると指摘。井上尚も応戦した。一問一答は以下。

 -初のスーパーバンタム級での世界戦。

 「自分自身すごく高いモチベーションを持って今日まで進んでくることができた。スーパーバンタム級に上げて、初戦でフルトンと戦えることが一番モチベーションを生んでいると思う。3日後の試合では、自分自身に期待をしながら、ワクワクしながら試合に臨みたい」

 -フルトンの印象は。

 「映像もいろいろ見たが、やはり自分のやるべきことをやる。やり遂げる。頭のいいボクサーだという印象はあります」

 -5年ぶり挑戦者となる。

 「ここが一番の今回のポイントかな思う。挑戦者であるということは、自分自身の高いモチベーションもある。5年ぶりということで、今まで以上のいい試合ができるんじゃないかと思っている」

 -試合が延期になったが。

 「自分のケガで延期してしまい、無事に組み直されたのは、数多くの関係者、フルトン陣営の協力があってこそ。その感謝を込めて25日は全力で(力を)ぶつけていきたい」

 -あと3日間は。

 「よりイメージを膨らませてリラックスして当日に備える」

 -どんなボクシングをした方が勝者になるのか。

 「どんな局面においても、勝つボクシングを徹底するだけ」

 -この試合の位置づけは。

 「この試合で、スーパーバンタムでもやれるのを証明したい。スーパーバンタムで一番強い王者はフルトン。この試合に勝てば、自分がスーパーバンタム級で一番強いと証明できる」

 -バンテージについての相手の疑義は。

 「すごいナイーブだなと思った。自分は24戦やって24戦全試合、正々堂々と試合をしている。何の記事を見たかわからないけど、ナイーブだなと。正々堂々と戦うのでご心配なく」

 -減量は。

 「体重はほぼほぼ仕上がっている。あとはリラックスしながら汗を出して計量当日を迎えるだけ」

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