井上尚弥VSフルトン 公式会見&前日計量を「Lemino」で独占無料生配信 長谷川穂積氏、村田諒太氏らの解説も
NTTドコモは20日、「WBC・WBO 世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ、スティーブン・フルトン(米国)VS井上尚弥(大橋)」と「WBO世界フェザー級タイトルマッチ、ロベイシ・ラミレス(キューバ)VS清水聡(大橋)」の、22日の記者会見と24日の公開計量を「Lemino」で独占無料生配信すると発表した。
中継の解説者に元世界王者4人の顔ぶれが決定。元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、元世界3階級王者長谷川穂積氏、元世界2階級制覇王者畑山隆則氏、元WBA世界ミドル級王者、村田諒太氏が解説する。
それぞれ、元世界王者の試合展望コメントは以下の通り。
・長谷川穂積氏
「セミファイナル:ロベイシ・ラミレス選手VS清水聡選手は、オリンピック銅の清水選手と金のラミレス。清水選手は前に出てノーモーションながらパワーパンチをガンガン打ち込んでいくのに対し、ラミレスは自分の距離をキープしてポイントを取っていくこともできるし、接近戦でも多彩なパンチを打ち込める。両方テクニックはもちろんだから清水選手のパワーかラミレスのテクニック。そういう試合を予想するフルトン選手対井上選手はジャブの的中率の高い方がより試合をコントロールできる。フルトンが井上選手のパワーをどう感じるか」
・畑山隆則氏
「スティーブン・フルトン選手VS井上尚弥選手は、序盤から終始フルトンは足とクリンチを多用して井上の攻撃を凌ごうとするだろう。しかし4、5ラウンドあたりでそれも苦しくなり結局打ち合わざる得なくなる!当然打ちあうとパワーの差は歴然で6、7ラウンドで井上がフルトンを仕留めると予想する!」
・村田諒太氏
「セミファイナルのロベイシ・ラミレス選手VS清水聡選手は、スピード、テクニックではラミレスが一枚上。一方、フィジカル面、体力面では清水に分がある。清水本人は苦にしないと言っているが、清水選手唯一の負けはサウスポーに対してだったので、サウスポーのラミレスにどう戦うか。ラミレス優位も、フィジカルや体力面の勝負に持ち込めれば清水に勝機があるのでは」


