WBO女子アトム級王者・黒木優子 世界王座統一戦へ「ボクシング人生を懸けて取りにいく」

世界王者のベルトを肩にかけほほ笑む黒木優子
世界王者のベルトを肩にかけほほ笑む黒木優子
世界王者のベルトを肩にかけほほ笑む黒木優子
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 ボクシングのWBO女子アトム級王者の黒木優子(32)=真正=が5日、都内のデイリースポーツに来社し、インタビューに応じた。8月5日、神戸市立中央体育館で開催されるWBA女子世界ライトミニマム級王者・モンセラット・アラルコンとのWBA・WBO女子世界アトム級王者統一戦に向けて意気込みを語った。

 -今は拠点の神戸から三迫ジムに出稽古に来られているそうですが、王座統一戦に向けてここまでの調整は。

 「今はまだ、スパーリングに入ってきたばかりですが、これから徐々に精度を上げていきたいです」

 -試合までちょうど1カ月。仕上げていきたい部分は。

 「防御と攻撃を一体化させるというところですかね。今は、攻撃をしたら攻撃、防御になったら、防御ばかりになっています」

 -直近3試合は3連勝と好調を維持できているのでは。

 「去年(真正ジム)山下会長に見てもらってからずっと勝ちが続いていますが、しっかりと、足場を固めて打つというスタイルに替えてからですね。しっかり足場を固めて打って、打ち終わってよける。場所を取ってからよけて、攻撃してからよけるというスタイルで、基本に忠実なボクシングスタイルでという感じで、結果がいいですね」

 -対戦するアラルコンの印象は。

 「日本で2度、世界戦に勝っている選手ですよね。結構、手が長いという印象なので、距離をしっかり取って、場所を変えて打つという意識でやっていきたいです」

 -勝てば団体統一が見えてくる。

 「WBCのチャンピオンになったときから統一チャンピオンになりたいと言ってきました。最初からの目標でした。次の統一戦はまじで、自分のボクシング人生を懸けて取りにいきたいです」

 -女子最軽量級で活躍。王座統一戦へは減量も大変ですか。

 「減量はそこまで大変ではないです。調整という感じです。前は一つ上のミニフライ(47・62キロ以下)だったので。普段の体重はミニフライなんです。そんなに食べても変わらないんです。めちゃくちゃ大食いですけど」

 -最後に意気込みを。

 「女子ボクシングは男性に比べて露出が少ないので、盛り上げたです。今回、U-NEXTで配信されるので、いい試合を見せられるように。いい試合をしなくてはいけないプレッシャーをいい方向に捉えながら、残り1カ月、調整していきたいです」

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