WBC世界ミニマム級暫定王者・重岡優 統一戦交渉は難航 亀田興毅ファウンダー「何とか8月11日に持っていきたい」

 重岡優大の次戦について説明する亀田興毅ファウンダー
 重岡優大
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 ボクシング「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(36)は4日、WBC世界ミニマム級暫定王者の重岡優大(26)=ワタナベ=が、同級正規王者のパンヤ・プラダブシー(32)=タイ=との団体内王座統一戦に向けて交渉中であることを明かした。

 正規王者へ強い意欲を示す優大だが、開催地を巡り交渉は難航している。8・11大阪でダニエル・バラダレス(メキシコ)とIBF王座統一戦を行う弟・銀次朗との同時開催の実現を目指しているものの、パンヤ側は地元タイでの開催を希望。亀田ファウンダーは「ハードな交渉をしている。何とか8月11日に持っていきたい。(この機会を逃すと)兄弟同時統一戦は今後もないと思う」と話した。

 優大とパンヤは4月・東京で世界戦開催予定も、パンヤがインフルエンザに感染し来日中止。パンヤは6月28日にタイで田中教仁(三迫)を8回TKOで破り4度目の防衛に成功し、翌日にWBCは統一戦を行うように指令を出した。両陣営による交渉がまとまらなければ入札となる。

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