JBC安河内局長「ウエート差がありすぎる」も「ストップをかけるとはルール上できない」
「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(24日、大田区総合体育館)
前WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(34)=志成=が23日、都内で前日計量に臨み一発クリア。一方で王者ジョシュア・フランコ(27)=米国=は体重超過により王座はく奪となった。このため井岡が勝てば新王者、引き分けかフランコ勝利は王座が空位となる。なおフランコは24日にリミット58・97キロの再計量に臨む。
これを受けて、日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は、井岡とフランコの対戦について「危険性があるかないかは、なかなか難しい。管理する立場からすると、ちょっとウエート差がありすぎるな、というのは気になる」と述べた。
減量苦がない分、24日はさらに体重差が広がる可能性があるものの「重ければハンディキャップを井岡サイドが背負うことになるが、それは本人が覚悟している。そこでストップをかけるとはルール上できない」と説明した。





