永田裕志 安齋勇馬を退け 三冠ヘビーベルト防衛に成功 武藤敬司スタイルで3本のベルトを巻き付けバックステージへ「3本を巻く武藤さんへの憧れがあった」

 「全日本プロレス・#ajpwダイナマイトシリーズ2023」(17日、大田区総合体育館)

 三冠ヘビー級選手権試合、60分一本勝負が行われ、王者の永田裕志が、挑戦者の安齋勇馬の挑戦を退け3度目の防衛に成功した。

 偉大な元レスラーからパワーをもらい安齋撃破につなげた。この日はスタン・ハンセンさんが来場し、試合前には記念撮影に応じてもらった。「感無量。写真を撮ってもらって、この年になって昔の気持ちになれるとは」と喜びをかみしめてリングに上がった。

 新日本プロレス所属の永田に、全日本プロレス興行のもとで、安齋コールが響き、アウェーを感じながらファイトを繰り広げたという。それでも、激しいキックを浴びせて試合を優位に進めた。安齋のムーンサルトプレスをどうにか、かわす機敏さも見せ、危機を回避。21分6秒にバックドロップホールドを決めて3カウント。スーパールーキーを退けた。

 永田はインターナショナルヘビー、UNヘビー、PWFヘビーの3本のベルトを両肩と腰に巻き付け報道陣のいるバックステージに出現。2000年代になり、一本化されたベルト一つ巻くことが主流になっていたが、一本化後もベルト3本を巻いて現れていた武藤敬司の姿に憧れを持っていたという。「3本のベルトをどうやって巻いて、入場しようかなと考えていた。昔、武藤さんがやったやり方で入場したかった。武藤さんが見ていたら、『またあの野郎、パクリやがったな』と言われるかもしれないが、武藤さんへの憧れだと、そうお伝えください」と思いを告白した。

 防衛に成功後はいつもの「1、2、3、ゼァッ」で締めたが、直後に青柳優馬が乱入。次戦の挑戦者に名乗りを上げたが、永田は「佐倉の試合後に受けるか判断してやるよ」と保留。18日の千葉・佐倉での「NEW JAPAN ROAD 永田裕志プロデュース」大会で、青柳と対戦することもあり、楽勝した場合は受けない可能性も示唆した。

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