45歳・野中悠樹 判定で最年長戴冠ならず 進退「明言できません。まだ整理はできない」

 「ボクシング・3150FIGHT SURVIVAL」(10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 日本スーパーミドル級王座決定戦は国内男子最年長45歳の同級1位・野中悠樹(渥美)が同級2位の帝尊康輝(たいそん・こうき)=一力=に判定0-3で完敗し、国内男子最年長タイトル奪取を逃した。帝尊が同級初代王者に輝いた。

 プロ50戦目で15歳下に現実を突き付けられた。ジャブに対応できず相手の強打を何度も被弾。試合後は「あの選手に勝てないのであれば上は目指せないのかな」と受け止めた。

 進退に関しては「きょうのジャブとか全体的にダメージはたまっていくでしょうし年齢的なこともある。先のことは明言できません。まだ整理はできない」と話すにとどめた。昨年7月、TKOで敗れWBOアジアパシフィックミドル級王座から陥落し、10カ月ぶり再起戦で厳しい連敗。年齢も含め今後は判断していく。

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