重岡優大「最悪」相手ドタキャンで世界戦中止 関係者ブチ切れ「怒りしかない」
ボクシング「3150FIGHT」の亀田興毅プロデューサー(36)が4日、都内のワタナベジムで会見し、4月16日のWBC世界ミニマム級王座戦(代々木第二)で重岡優大(25)=ワタナベ=が挑戦予定だった王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)がインフルエンザ感染のため、世界戦中止を発表した。代役を探し暫定王座決定戦を模索しているものの難航は必至。ノンタイトル戦となる可能性もあり、重岡優は「最悪でしょ」とショックを隠せなかった。
王者のドタキャンに“仮病疑惑”もくすぶった。前日夕方、陣営から診断書付きメールが届いたが、2日から3日まで入院し、退院後も10日間の静養が必要という。用意周到にパンヤが車いすに乗る画像も添付されていたことから疑念は膨らみ、関係者は「怒りしかない」と吐き捨てた。
重岡優は前日練習を公開し意気込みを語ったばかりだった。青天のへきれきに落胆しつつ、ノンタイトルでも戦う意思を示し「運も実力のうち。汚い言葉を使いたいが、集中を切らさずやる」と怒りをグッとのみ込んだ。




