アントニオ猪木さん「お別れの会」に計7000人が参列 長女・寛子さん「大勢のファンを喜ばせた」

 お別れの会に参列したアントニオ猪木さんの長女・寛子さん
お別れの会であいさつする弟・啓介さん=両国国技館
 最後に開場全体で「1、2、3、ダァー!」の声がけをするオカダ・カズチカ(左)と孫の尚登さん
3枚

 昨年10月1日に79歳で死去した元プロレスラーで、参院議員も務めたアントニオ猪木さん(本名猪木寛至さん)のお別れ会が7日、東京・両国国技館で行われ、武藤敬司氏、蝶野正洋、藤波辰爾、棚橋弘至ら新日本プロレスの現役選手らも出席した。

 森喜朗元首相、野田佳彦元首相ら政界などからも参列者のあった1部の式典では藤波、棚橋が弔辞を読み上げ、一般来場者を含め4800人が参列した。

 第2部の献花式には2200人が参列。この日の1、2部で計7000人が両国国技館に集まった。

 猪木さんの長女・寛子さんも式典後には「時々悲しいなという時はあります」と思いを打ち明けた。一番の思い出を問われると「ロスに住んでいた時にご飯を食べに行った時のあのリラックスした姿。短パンとTシャツでよく棒を持ちながら歩いていて、サンタモニカのビーチでスティックマンって呼ばれて(笑)」と話した。

 幼少期には父の不在の時が多かったことから「小さい時の思い出は悲しいなって。ほら、家にいないから。パパが恋しいなと(思っていた)」と振り返った。その上で「すごい家庭を犠牲にした。でも、それが彼の良さだった。こんなに大勢のファンの人たちを喜ばせた。それはやっぱり家庭を犠牲にしないとできないことだっていうのは(今の)私は理解できている。今、思うと家庭にこもって人生を過ごす人間じゃなかったというのはあります」と父を思いやった。

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