月山和香が生まれ故郷のNYで無情の100敗!白川未奈はワンダー戴冠へ心機一転!

 「プロレス・新日本」(28日、ニューヨーク)

 新日本プロレスのニューヨーク興行に参戦した月山和香が、昨年の9・6後楽園ホールのスターダム初陣から1年1カ月で100連敗を記録した。白川未奈と月山のコスミック・エンジェルズはカイリー・レイ、ティアラ・ジェイムズ組と対戦。白川はデビュー直後の2018年9月にメキシコ遠征の経験はあるが、米国マットは初見参。海外試合が初体験の月山は、新コスチュームで登場。5歳まで過ごしたニューヨークでの記念マッチに初勝利を誓った。

 先発は白川で、18年7月にスターダムに参戦しているレイと初顔合わせ。低空ドロップキックで膝を狙い、月山とサンドイッチのドロップキックで攻撃。月山はジェイムズのギロチンドロップを顔面に浴びながらも奮戦。白川がジェイムズを足の字固めに捕獲するが、カットされた。強烈なラリアートの返礼を浴びた後はエルボー合戦の火花が散った。

 月山は極楽ドン、パロスペシャルを仕掛けて見せ場を作った。しかしレイに顔面ソバットを痛撃され、最後はブロックバスターを浴びて12分8秒の戦いに幕が下ろされた。

 生誕の地で無情の100敗。20年9月のデビュー戦(アクトレスガールズ)から数えると、2年1カ月で138戦未勝利という記録を刻んだ。今回の遠征はビザの発行が遅れ、強行スケジュールを余儀なくされた。岩谷麻優と白川は先にニューヨーク入りしたが、月山が決戦地に到着したのは試合開始8時間前。「“魔法のホウキ”に乗って行きたい」という願いがかなって間に合ったが、現地では代替選手も用意されていた。

 帰国第1戦は11・3広島サンプラザホール大会で、白川はワンダー王者の上谷沙弥にアタックする。ワンダー王座は1年ぶり2度目の挑戦。上谷には9月の5★STAR GP公式戦で勝利しており、米国遠征でリフレッシュした挑戦者が、王者のV10防衛阻止へ決起する。月山はレディ・Cとコンビで3WAYタッグ戦に出場する。

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