WBO女子世界王者・小沢瑶生が王座返上&引退「家族の人生を考え」昨年6月に出産

 ボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者の小沢瑶生(37)=フュチュール=が王座をを返上し、日本ボクシングコミッション(JBC)へ引退届を提出したことを27日、所属ジムが発表した。

 小沢は今年5月30日に3度目の世界挑戦でグWBO女子世界スーパーフライ級王座を獲得した。18年に結婚して、21年6月12日には長男・緯泉(いずみ)くんを出産。出産からわずか11カ月で、3年1カ月ぶりとなるリングに立ち、王者・吉田実代(三迫)に判定勝ちして王座奪取する離れ業だった。通算戦績は22戦17勝(6KO)5敗。

 防衛戦は行わずに引退を決断。「夫(ピアニストの岸本良平さん)にサポートしてもらい、息子も我慢してくれて、何とか5月に世界戦ができました。これから先の家族の人生を考え、ここで区切りをつけようと思い、決断しました。ずっと世界チャンピオンになるために頑張ってきて、チャンスをもらえたのはありがたかったですし、最後に大きなご褒美がもらえたと思っています。ボクシングを続けてきたおかげで、たくさんの良いご縁をいただきました。ありがとうございました。」と所属ジムを通じてコメントした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス