新日本・レスリング世界5位ボルチン入団「プロレスの世界チャンピオン目指します」

 観衆に挨拶をするオレック・ボルティン(右は永田裕志)
 永田裕志(右)から紹介される練習生のオレック・ボルティン
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 「プロレス・新日本」(10日、両国国技館)

 新日本のレスリング選手育成チーム「チーム・ニュージャパン」(20年6月にブシロードクラブから改称)出身のオレグ・ボルチン(29)が入団したことが発表された。

 ボルチンはカザフスタン出身で、山梨学院大から東京五輪出場を目指してブシロードクラブ入り。東京五輪出場はならなかったものの、21年アジア選手権優勝、今年の世界選手権5位など高い実績を残した。

 ボルチンはチーム・ニュージャパン監督の永田裕志とともにリングに登場。日本語で「みなさん、こんにちは。カザフスタン出身のボルチン・オレグです。プロレスの世界チャンピオンを目指します。よろしくお願いします」と力強くあいさつした。

 2人は報道陣の取材に応じ、永田は「昨日、道場に入った。プロレスラーの世界でチャンピオンを目指すということなので頑張ってほしい」と期待。デビューの時期について問われると、「これだけの体を見てもらえれば分かるす、基礎トレーニングをやりながら、受け身とかいろんな技術を吸収して、一日も早くデビューしてほしい。僕の経験からすると、プロレスラーに必要な体力もつけなきゃいけないですけど、それ以上にいろんな身体能力を持っている部分も多々ある。潜在能力は強豪選手に負けないものは持っている」と語った。

 ボルチンは目標のレスラーを問われると、世界最大のプロレス団体WWEの大スターであるザ・ロック、WWE、新日本、総合格闘技UFCで王者になったブロック・レスナーの名を挙げた。

 同チームからの入団は岡倫之以来2人目。永田は「10年かかって2人目。1人はメインイベンターになってきている。顔はともかく。(ボルチンは)顔いいよね。日本語をしゃべれるのが大きい。後は英語を覚えないと」と課題も挙げた。

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