アントニオ猪木氏 心不全で死去 1日7時40分に旅立つ 「最強の敵」難病と闘う

 元プロレスラーで、元参議院議員の“燃える闘魂”アントニオ猪木(あんとにおいのき、本名・猪木寛至=いのき・かんじ=)さんが1日7時40分、心不全により死去した。79歳だった。横浜市出身。

 晩年は病との闘いだった。20年7月には19年秋に特定疾患に指定されている難病「心アミロイドーシス」に冒されていることを発表した。心臓の機能が障害を受ける病気で、病状が進行すると収縮する能力が落ち、心不全や不整脈が発生する可能性もある大病だった。

 21年1月15日に自らのツイッターで「腰の治療の為にしばらく入院致します」と報告。同3月1日の投稿ではリハビリする動画とともに「アントニオ猪木最強の敵と闘っています」とつづった。およそ3週間ぶりとなった同6月12日のYouTube動画では「腸が剥がれちゃったみたいで」と再入院を告白。ベッドに横たわるやせた姿に、心配の声が数多く寄せられていた。

 燃える闘魂は最強の敵との最後の戦いを終え、天国へ旅立った。

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