皇治が亀田興毅氏の興行参戦!JBC管轄外の試合で史郞氏の弟子と対戦

 『ABEMAスペシャルマッチ』by「3150FIGHT」に参戦することとなり、主催者の亀田興毅氏(右)と握手を交わす皇治(撮影・伊藤笙子)
 『ABEMAスペシャルマッチ』by「3150FIGHT」記者会見に登場した皇治(左)と亀田興毅氏(撮影・伊藤笙子)
 『ABEMAスペシャルマッチ』by「3150FIGHT」で対戦することになり、にらみ合う皇治(右)とヒロキング。(中央)は主催の亀田興毅氏(撮影・伊藤笙子)
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 ボクシング元世界3階級王者の亀田興毅氏が会長を務める3150ファイトクラブの興行「3150ファイト Vol.3」(8月14日、エディオンアリーナ大阪)の会見が22日、都内で開かれ、元K-1で現在は総合格闘技RIZINで活動する皇治(TEAM ONE)が参戦することが発表された。

 興毅氏によると興行はJBC管轄下で行われるが、皇治の試合はJBC管轄外でインターネットテレビABEMAの企画として行われる。ルールは未定で、ボクシングに近い形で行われる方向だという。

 対戦相手は興毅が選んだ3人の候補、興毅氏の父史郞氏のYouTube企画番組「亀田史郎の3150ファイトクラブ」1期生で2戦2勝(2KO)している現役4回戦プロボクサーのヒロキング(福重浩輝=KWORLD3)、19年に放送されたABEMAの番組「那須川天心に勝ったら1000万円」で那須川天心への挑戦権を獲得したアマチュアボクサーの藤崎美樹、20年に引退した元プロボクサーでOPBF東洋太平洋と日本のウエルター級とスーパーウエルター級の2階級を制覇した渡部あきのりから選ぶ予定だったが、皇治の強い希望により、会見にゲストとして出席した元ボクシングWBA界スーパーフェザー級王者の内山高志氏も加えての抽選が行われ、ヒロキングに決まった。

 皇治は参戦を決めた理由について、「いやー、しつこい」と苦笑しながらも、「大阪の偉大な、尊敬する1人の興毅さんなんで、これだけしつこく言われたら、出てけえへんかったら男ちゃうなと思って出てきました。モテてしゃあない」と説明。内山氏から「打たれ強さだけなら世界チャンピオンになれる」と評されると、「普段、蹴りもありでやってるので、パンチぐらい大したことないですよ」と得意のビッグマウスをたたいた。

 さらに、「世界で戦っているボクサーはリスペクトしてますけど、日本で戦っているクラスの人らはエンターテイメントのかけらもないし、こいつらホンマにプロなんかと。鼻くそかな」となどと挑発的な言葉を並べて、内山氏との対戦を要求。興毅が選んだ3候補が姿を見せると、「誰、こいつら」と笑い飛ばし、藤崎をJRの切符売り君、ヒロキングをはんぺん、渡部をテキ屋のおっちゃんと呼び、強く要求して内山氏も抽選に参加させ、その結果ヒロキングに決定。ヒロキングは「ここまで言われたら僕も黙ってられない。バチバチ倒しに行きたい。4回戦ボーイの僕に押されるような試合してたら格闘技界で相手されないと思いますと」と挑発をやり返した。

 興毅氏は、報道陣からJBC管轄下の興行でJBC管轄外の試合の区別について問われると、「JBCの方とは何度も協議を重ねて、区別をしっかり付けるためにアナウンスを流したりとか、細かなところを決めた上で進めている」と説明。これを聞いた皇治は「ケツの穴の小さいこと言うなと。みんなで盛り上げようぜって話しですよ、アホたれ」と同調した。

 また、興毅氏はこれをきっかけに皇治をボクシングにスカウトする考えを問われると「可能性はゼロではないんじゃないですかね」と返答し、皇治は「金次第ですね」とニヤリ。さらに、内山氏は今後の皇治との対戦の可能性を問われると、「どうしても皇治がやりたいというなら」と前向きな考えを示した。

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