井上尚弥&拓真 決意表明 4団体統一で故郷パレード

 ボクシングWBA・WBC・IBF統一バンタム級王者の井上尚弥(29)と弟でWBOアジアパシフィック・日本スーパーバンタム級王者の拓真(26)=ともに大橋=が21日、地元の神奈川県座間市で行われた「ざま井上兄弟タウンミーティング」に出席した。

 現在も在住する同市の行事に6年ぶりに参加。佐藤弥斗市長は「市内をパレードしなくてはならない功績」と話したものの、コロナ禍の影響でタウンミーティングになった。

 取材で今後について問われると、尚弥は「年内に4団体統一戦をしたい」とかねてからの目標を改めて掲げ、19年11月にWBC世界バンタム級暫定王座を失った拓真は世界王座返り咲きを宣言。佐藤市長は尚弥の4団体統一が達成された場合のパレード開催の可能性について、「コロナ禍などもありますので、できる限り調整をしながら、多くの市民の方たちと喜びを共有したい」と前向きな姿勢を示した。

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