RIZIN・TKO負けの貴賢神 顔の骨折る発言「ざまあ見ろですけど後悔はない」

 貴賢神(下)を攻める関根“シュレック”秀樹
 関根“シュレック”秀樹(左)に敗れた貴賢神
 貴賢神(下)を攻める関根“シュレック”秀樹
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 「RIZIN・TRIGGER 3rd」(16日、武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)

 大麻使用で21年7月に大相撲を解雇された元幕内貴源治の貴賢神(24)=フリー=が総合格闘技(MMA)デビューとなる無差別級MMAルール5分3回戦で、関根“シュレック”秀樹(48)=ボンサイブルテリア=に2回TKOで敗れた。

 1回は様子見の展開だったが、2回の開始早々にタックルを許すと、グラウンドで無数のパンチの浴び、最後は関根のサッカーボールキックを2発たたき込まれる衝撃的なストップとなった。RIZINデビュー3連勝した双子の兄で元十両貴ノ富士のスダリオ剛に続くデビュー星はならなかった。

 試合後のインタビューでの貴賢神は「とりあえず後悔はないです。経験のない自分の対戦を受けて下さった関根選手には感謝しかない」とサバサバ。2回のテークダウンされた際に左ヒザを痛めたことと8月か9月のデビューの予定が早まったことを明かし、「言い訳はできない」と話しながらも、「体力的な向上もまだまだしないといけないところだらけで、体重も落とさないといけない。そこが課題なのと、相手との駆け引き。相手の動きに集中、警戒しすぎて、相手にさせることとか、自分から行くところとか、まだまだ足りていない」と反省した。

 相撲との駆け引きの違いを問われると、「180度違います。力士時代は土俵下から戦いが始まって、そこからの心理戦。土俵に上がったときの相手の雰囲気を感じ取って、何をするというのを感じ取る。体と言うより心理的駆け引き。5分3ラウンドは長いので、長さの中での駆け引きはまた違う。経験していかないといけない」と返答。今後については「変わらない。左ヒザを痛めたので、そこを治してからですね」と話すにとどめた。

 また、「顔の骨を折ろうと思う」と過激な発言をしたことには「盛り上げることも大事なので、うわべ、ウソで言っているわけではない。アンチ、反目の人たちにしたらざまあ見ろですけど、言ったことに後悔はない」と語った。

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