新日本プロレス50周年に長州、前田、武藤らOB大集結!オカダ誓った「闘魂背負う」

OBの前であいさつするオカダ・カズチカ
リング上に集まった出席者
挨拶をするオカダ・カズチカ=日本武道館
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 「プロレス・新日本」(1日、日本武道館)

 50周年の旗揚げ記念日大会が開かれ、記念セレモニーに新日本相談役の坂口征二氏、長州力、藤波辰爾、前田日明、現在はノア所属の武藤敬司ら19人のOBが集合し、闘病中の初代タイガーマスクこと佐山サトルも映像でメッセージを送った。

 まずは昭和と平成の新日本を盛り上げたリングアナウンサーの田中ケロがリングに立ち、「その時が来た!50周年、歴史を作りしOBたちの入場です」とコール。21年8月に新型コロナウイルスに感染し、一時はICUに入るほどの重症化を乗り越えて25日に退院したばかりだが、キレのいい美声は健在だった。

 続けて、井上亘、獣神サンダーライガー、小林邦昭、坂口相談役、保永昇男、タイガー服部、北沢幹之、ミラノコレクションA.T.、田中稔、垣原賢人、山崎一夫、藤原喜明、前田日明、越中詩郎、木村健吾、蝶野正洋、武藤、長州、藤波の順で入場。初代タイガーマスクの映像も映し出され、「新日本プロレスは私の母体になります。佐山さんにとってタイガーマスクは何かと聞かれることがよくありますが、それは新日本プロレスの結晶であると私は答えています。(アントニオ)猪木さん、坂口さん、山本(小鉄)さん、それぞれの先輩たち、藤波さん、長州さん、みんなの仲間たち、その人たちが作ってきた結晶が新日本プロレスです。がんばれタイガーマスク、がんばれ新日本プロレス、がんばれ新日本プロレスのみなさん」などと熱いメッセージを送った。

 そして坂口相談役のあいさつの後、現所属選手を代表してIWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカが登場。さすがのレインメーカーも、そうそうたるメンバーの前にして「実はメチャクチャ緊張しています」と苦笑しながらも、「50周年を背負うと言っておりましたが、やっぱり新日本プロレス、この先輩がいたからこそ、50周年、こうやってやってくることができました。ボクたち必ずストロングスタイルで、闘魂を背負って真のプロレスに励んでいきたいと思いますので、まだまだこれからも熱い声援、よろしくお願いします」と力強く誓った。

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