元WBO世界ミニマム級王者・山中竜也 3・6神戸で復帰戦3年8カ月ぶり現役復帰

 ボクシング元WBO世界ミニマム級王者の山中竜也(26)=真正=が3月6日に神戸市立中央体育館で現役復帰戦に臨むことが15日、内定した。神戸市の湊川神社で必勝祈願を行い、山下正人会長が明かした。須藤大介(26)=三迫=と6回戦で対戦する。

 山中は18年7月の2度目の防衛戦に判定負け。試合後に硬膜下血腫と診断され、日本ボクシングコミッション(JBC)のルールに従い、引退した。しかし昨年、JBCが新たな規定を設けたことで、頭蓋内出血が認められた選手にも復帰の道が開けた。

 今後、試合まで2度のMRI検査を受ける。「2、3年以内に世界に」。ライトフライ級での2階級制覇を目指し、3年8カ月ぶりのリングに立つ。

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