亀田興毅会長 破格報酬掲げて宮崎亮の対戦相手を公募 4月大阪で次回興行予定

 対戦相手を募集した(左から)亀田興毅会長、宮崎亮、亀田大毅副会長=3150ファイトクラブ
会見する(左から)亀田興毅会長、宮崎亮、亀田大毅副会長=3150ファイトクラブ
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 ボクシング元世界3階級王者で3150ファイトクラブの亀田興毅会長(35)と亀田大毅副会長(33)が14日、大阪市内の同ジムで会見し、次回興行に出場する元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(33)=3150=の対戦相手を破格の報酬で公募することを発表した。

 宮崎は昨年12月に5年4カ月ぶりの復帰戦に臨み、3回2分11秒TKOで寺次孝有希(ミサイル工藤)に3回TKO勝ち。ブランクを感じさせない動きを見せた。興毅会長は、宮崎の復帰2戦目となるノンタイトル戦を4月に大阪府内で計画する次回興行の主軸カードに考えているが、強さを警戒されて対戦相手が見つからない状況だという。日本ランカーを中心に10人以上にオファーを出したが、すべて断られた。コロナの影響で海外から選手を呼ぶことも難しい。

 そこで次の手を打つ。通常、ノンタイトル8回戦のファイトマネーのは高くて30万円程度だが、今回は倍額の60万円を保証。さらに宮崎に勝利すればプラス100万円のボーナスを出すという。最高160万円の報酬を掲げ、対戦相手を募る。興毅会長は「ボクサーは規定のファイトマネーだけでは稼ぐことができていない。そこも変えていきたい。命を懸けて戦っているのだから」と説明した。

 条件はフライ級(50・8キロ)8回戦を戦うことのできるA級ライセンス所持者。世界挑戦まで最短ルートで駆け上がることを望む宮崎は「弱い相手とはやりたくない。誰とでもやる」とランカークラスとの対戦を熱望する。大毅副会長は宮崎の今後について「年内に何らかのタイトルを取って世界ランク入り」と展望を描いた。

 応募期限は1月末まで。3150ファイトクラブのメールアドレス(info@3150fc.com)で受け付ける。

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