元世界王者・久保隼の次戦は4月東京開催濃厚「竜也と一緒に世界戦を」

 ボクシングの真正ジム・山下正人会長(59)が15日、今年最初の興行を3月6日に神戸市立中央体育館で開催することを発表した。この日は神戸市中央区の湊川神社で新年恒例の必勝祈願を選手、スタッフで行った。また、元WBA世界スーパーバンタム級王者の久保隼(31)の次戦は4月に東京で行われる方針で進んでいることも明らかになった。

 3月6日の興行では、メインイベントを元WBO世界ミニマム級王者の山中竜也(26)=真正=が須藤大介(26)=三迫=を相手に、3年8カ月ぶりの現役復帰戦となるライトフライ級6回戦を行う。

 昨年3月の佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)以降、試合から遠ざかっている久保も必勝祈願に参加。「今年は今までやってきた過程を形にしたい。竜也が復帰して一番刺激になる存在。負けないようにやっていきたい」と意気込みを語った。

 日本ボクシングコミッションが頭蓋内出血を認めたボクサーの復帰に関し、新規定を設けたことにより、山中が現役復帰することになった。お互いが認め合う存在と再び世界を目指す。「竜也と一緒に世界戦を二人でできるように持っていくことができれば」とかつて抱いたダブル世界戦の夢も再び見えてくる。

 春に予定される次戦へ調整を進めていく。「世界戦につなげられるような試合をしたい」。フェザー級での2階級制覇を目指す。

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