矢吹正道 返り討ちだ「もう1回挑戦者の気持ちでいく」

 9月のWBC世界ライトフライ級王座戦で“バッティング騒動”が持ち上がっている同級王者・矢吹正道(29)=緑=と前王者・寺地拳四朗(29)=BMB=が来春に再戦することで合意した。試合のプロモーターを務めた真正ジム・山下正人会長(59)、緑ジム・松尾敏郎会長(73)、BMBジム・寺地永会長(57)が15日、大阪市内で会見。WBCから再戦指令が届き、両陣営が合意したことを明らかにした。

 再戦決定を受け、矢吹は「寺地陣営の思い通りになった。うまくやったなと思う。その結果としてやるのが気が進まない」と胸の内を明かした。

 試合でも「チャンピオンなのにすごい目でジャッジやレフェリーに見られると思う。同じように頭が当たっても自分だけ注意されたり、拳四朗の軽いジャブがポイントになったりする」と予想する。モチベーションも難しいが、「拳四朗が強いことに変わりない。もう1回挑戦者の気持ちでいく。返り討ちにしたい」と言葉に力を込めた。

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